骨粗しょう症外来
骨粗しょう症外来は、骨粗しょう症の診断や治療を専門的に行う外来です。
骨粗しょう症は早めの予防と適切な治療が重要です。定期的な検診と生活習慣の改善を心がけ、健康な骨を維持しましょう。気になる症状がある方は、ぜひ当院骨粗しょう症外来へご相談ください。
- 南ヶ丘病院 整形外科 骨粗しょう症外来
- TEL:076-256-3366
- FAX:076-256-3346
- 水曜日(祝日を除く)午後2時から4時(予約制)
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症(こつそしょうしょう)とは、様々な原因により骨芽細胞による骨形成、破骨細胞による骨吸収といった骨を形成する新陳代謝のバランスが崩れて、骨質や骨密度が減ることにより骨強度が低下、骨が脆くなり容易に骨折しやすくなる病気です。骨折するまで痛みはありませんが、転倒での骨折や、尻もちをつく・くしゃみをするなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなる病気です。
骨折をすると、その部位が痛くなり動けなくなります。また背中や腰を骨折した後に、丸くなったり身長が縮んだりします。
骨粗しょう症の主な原因
- 加 齢……加齢とともに骨形成バランスが崩れ、骨密度が低下します。
- 女性ホルモンの減少…閉経後、骨芽細胞を活発にさせていた女性ホルモンが減少することで骨形成量が減少し、骨形成のバランスが崩れます。女性の発症リスクが高くなる原因となっています。
- 栄養不足…カルシウムを始めとする骨形成に必要な栄養素は骨の健康に影響を与えます。過度なダイエットや、加齢に伴う小食などで骨形成に必要な栄養が足りなくなる場合があります。
- 運動不足…適度な運動は骨に刺激を与え、骨形成を促します。
- 喫煙・過度の飲酒…喫煙は骨密度の低下を進めます。アルコールはカルシウムの吸収を阻害し、また飲酒することでふらつき、転倒の危険が高まります。
骨粗しょう症外来の診察の流れ
受付・問診
問診票を記入し、医師が症状や生活習慣について詳しくお聞きします。
診察・検査
採血や骨密度測定を行い、骨粗しょう症の診断・進行具合を確認します。
- 骨密度測定(DEXA法):骨密度を測定します。
- 血液検査:骨代謝に関する数値を検査します。
- レントゲン検査:骨の変形・状態や骨折の有無などを調べます。
担当医

豊田 誠医師(常勤)
日本骨粗鬆症学会 認定医
専門の知識と資格を持ったいろいろな職種のスタッフがお待ちしています。どのような事でもご相談ください。
お問い合わせ
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