病棟の紹介

外来

外来の写真です

患者様一人一人に合わせたコミュニケーションを心がけ、安全、安楽な診療環境への配慮に努めています。

外来は一般診療の補助や指導管理料算定対象患者の生活指導の実施、処置室での採血・注射・点滴・処置・造影剤検査前の血管確保や、救急室や発熱外来の対応、人工透析センター、化学療法室の対応(届け出看護師が対応)をしています。

手術室・中央材料室

手術室入口の写真です

3室の手術室があり、主に午後から外科・整形外科・形成外科の手術を行っています。各診療科が手術を行うための環境を整え、手術における安全確保と維持、手術室の効率的な運用など、手術室の運営・管理に努めています。

R4.4~R5.3:件数
  全身麻酔 局所麻酔 腰椎麻酔
外科 42 58 5
整形外科 338 16 2
形成外科 54 273  

【主な手術内容】

  • 外科:腹腔鏡下手術、鼠径ヘルニア、急性虫垂炎、中心静脈栄養カテーテル埋込術など
  • 整形外科:骨折観血的手術、人工関節置換術、脊椎手術、関節鏡下手術
  • 形成外科:眼瞼下垂、鼻骨骨折、頬骨骨折手術、皮膚皮下腫瘍摘出術等

手術を受ける患者様への看護の役割は、術前・術中・術後を通して、患者様やご家族に継続的にケアを提供する事です。

その中でも術中看護は、外来や病棟の看護とは異なった専門的な知識・技術が求められます。安心して手術を受けてもらうために、手術室看護師として知識や技術の専門性を日比研鑚し、医師・看護師・放射線技術師・施設課などと協力したチーム医療が提供できるように連携しています。

患者様にとって手術室は、閉鎖的で特殊な治療を受ける場所、ご家族が共にいることができない場所です。特殊な状況下における患者様の立場に立ち、優しさと思いやり・愛情のある看護を提供していきます。

A病棟(地域包括ケア病棟)

ナースステーションの写真です

一般病棟や他病院での急性期治療が終了し、在宅や施設へすぐに退院するには不安のある患者さんに対して、診療・看護・リハビリ等の継続や、在宅療養中の患者さんに入院の必要性が生じた場合に入院加療を行う「在宅復帰支援のための病床」です

形成外科等の小手術(短期入院)を受けるための入院や整形外科等の手術を伴わない保存的治療のための入院の受け入れも行います。

B病棟(急性期一般病棟)

ナースステーションの写真です

外科・整形外科・内科疾患などの急性期治療・検査を受ける方を対象とした病棟です。入院中は、安心・安寧な入院生活が送れるように、適切な医療・看護の提供を心掛けています。また、退院に向けて多職種と連携し、必要に応じて地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟への転棟をスムーズに行い、安心して退院を迎えられるように支援しています。

C病棟(回復期リハビリテーション病棟)

ナースステーションの写真です

ADL(日常生活動作)の向上・寝たきりの防止・在宅復帰を目的とした能動的かつ多彩な訓練を集中的に提供する病棟です。

脳血管疾患・骨折・外科的手術などの急性期治療を受けられた方を対象に、その後のリハビリを中心に看護を展開しています。

患者様の生活を重視し、患者ご家族を中心に医師、リハビリスタッフ、介護スタッフ、社会福祉士などの多職種でチームアプローチによる社会復帰・家庭復帰を支援しています。

回復期リハビリテーション病棟は、新病院移転後に36床から50床へ増床されました。入院病床は全室個室で、患者様のプライバシーを重視した入院生活環境を提供しています。

回復期リハビリテーション病棟と同一フロアに併設された広く明るくゆったりとした入院患者様専用の訓練室(外来の通院患者様専用の訓練室は別にあります)を備え、自宅退院を目指したADL及びIADL訓練を行うための新たな機材も導入され、これまで以上に生活に必要な動作を効率的に獲得できることが期待されます。

天気のよい日は訓練室から白山連峰が眺望ができ、リハビリで疲れた体と心を慰めてくれることでしょう。

【回復期リハビリテーション病棟における入院から退院までの流れ】

回復期リハビリテーション病棟は疾患ごとに入院日数が制限されています。従って、入院時から以下の様な多職種参加型(本人および家族、病棟専従医、担当療法士、担当看護師、MSW、担当ケアマネージャー等)カンファレンスを頻回に行いながら自宅退院につなげています。

※初回家屋評価→病状説明→中間カンファレンス→本人同行家屋評価→サービス担当者会議→退院

リハビリテーション病棟における入院から退院の流れの図